こんにちは!西日本を中心に総合物流サービスを展開するキチナングループ採用担当の中谷です。
就職活動をする中で非常に重要度が高いのが「面接」です。
面接は就活生の性格や仕事への意欲、適性などを確認できる、企業側にとっても重視したい選考プロセス。
今回は、面接対策はいつから始めれば良いか?ということについてお話します。
面接の種類やそれに応じた対策方法、印象を良くするコツなどもあわせてご紹介します。
面接対策は早めが肝心!いつから始めるべき?
就職活動にはいくつかの選考プロセスがありますが、中でも企業が重視するのが面接です。
面接は就活生の人物像や意志・意欲などを見ることができる貴重な機会。
そのため、企業によっては何度も面接が行われたり、個人面接だけではなく集団面接があったりと、さまざまな面接試験を複数回受ける場合もあります。
そこで重要なのが、面接対策!
面接で企業へ伝えたいことや質疑応答の練習をしっかりしておかないと、いざ本番を迎えても思うように話すことができない可能性があります。
面接対策を始める1つの目安としては、3月。
ですが、そこの時期にとらわれず、できるだけ早めに始めるのがおすすめです。
というのも、面接対策は面接練習だけではなく、企業研究や自己分析など、さまざまな研究・練習を行う必要があるため、想像以上に時間を要します。
現在、新卒採用の基本の就職スケジュールは、入社する前年の3月1日に説明会が解禁、6月1日に採用面接などの選考が解禁、10月1日に内定が解禁となっています。
そのため、面接対策は説明会が解禁となり企業と関わる機会が増えはじめる3月からスタートするのが良いといわれています。
面接に向けて必要な準備
企業の採用担当者は面接を通して、就活生の人柄や意欲、適性、コミュニケーション能力、身だしなみなどさまざまな面を見たいので、普段はされないような質問を受けることになります。
そのためにも、下記の準備はしっかり行うことが重要です。
- 質問・回答リストの作成
- 自己PRの用意
- 面接練習
それぞれ見ていきましょう。
1. 質問・回答リストの作成
面接を受ける前に、質問を何個も想定し、それに対する回答を用意しておくことが大切。
どんな質問がきてもスムーズに回答できるよう、質問とその回答を書いたリストを用意しておきましょう。
なお、企業や業界・業種によっては、ほかでは受けないような変化球の質問をしてくる場合があります。
面接時に慌てないように、可能な範囲で情報収集をしておくことも大切です。
2. 自己PRの用意
ほぼすべての企業で聞かれるといっても過言ではないのが、自己PRです。
自己PRとはそのままの意味で、自分の良い点をアピールするというもの。
自分が得意なことや能力、強みなど、自分のセールスポイントを企業側に伝えられる絶好のチャンスでもあるのです。
自分の良さを伝えるためにも自分をしっかり見つめ、アピールポイントや長所、企業が求めるスキルと自分の持つスキルとの合致点を見つけ、自己PRを完成させましょう。
3. 面接練習
面接をぶっつけ本番で行うのは、絶対にNG!
面接で話したいことを頭で考えていても、実際に面接官を前に話すとなると、思っていたように話せなかったり、予想外の質問がきたときに臨機応変に回答できなかったりと、うまくいかないことがほとんど。
面接練習はさまざまな方法がありますが、まずは1人で行ってみましょう。
スマートフォンで録画しながら練習をすると、客観的に見られるのでおすすめです。
慣れてきたら、友達や両親などに面接官役になってもらって練習をすると、より実践に近い面接練習が行えるでしょう。
学校の就職支援課やキャリアセンターで模擬面接を受けられる場合は、積極的に参加するのがおすすめです。
面接練習を行う際は、話すテンポや長さ、表情、目線、マナーなどのポイントをチェックしてもらいましょう。
面接の種類別対策や質問への対策もチェック
面接は、種類によって対策のポイントが異なります。
また、どのような面接でも聞かれやすい「よくある質問」に対する対策も、しっかり準備しておきましょう。
それぞれ解説していきます。
面接の種類別の対策
面接には1対1の個人面接のほかに、就活生の本音や適性、興味関心などを細かく見るため、集団面接やケース面接が行われる場合があります。
これらの面接に対する注意点やポイントについて見ていきましょう。
集団面接
集団面接とは、面接官1人〜数人に対し、複数の就活生が同時に受ける面接のことです。
集団面接では全員に同じ質問をする場合が多いため、ほかの就活生と比較されやすくなります。
そのため、声の大小や身だしなみ、表情などがほかの就活生よりも劣ると判断されると、個人面接よりもそれが目立ってしまい、悪い評価につながってしまいます。
また、自分だけダラダラと話し続けるのもNG。
まわりをよく見てほかの就活生の話にも耳を傾け、状況などを都度判断しながら質問に答えることが大切です。
ケース面接
与えられた課題に対し、それを制限時間内に解決策を答えるのがケース面接です。
コンサルティング業界の面接などで行われることの多い面接タイプで、実際の現場を想定し、現場で活躍できる人物かどうかを見極めたいときに用いられます。
ケース面接を乗り越えるためには、さまざまな課題に対して提案できる力をつけておくことが大切。
練習問題に取り組み、臨機応変に対応できる力を身につけましょう。
なお、ここ数年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、オンライン面接を取り入れる企業も増えています。
オンライン面接でも話のテンポや長さ、表情など、気を付けるポイントは基本的には対面での面接と同じですが、目線にはとくに注意が必要です。
タブレットやパソコンなどのカメラの位置がずれてしまうと、自分ではそう思っていなくても、睨んでいるように見える場合があります。
また、面接官にしっかりと自分の声が届くよう、マイクの位置や音量なども事前に調整し、テストしておくことが大切ですよ。
よくある質問に対する対策
面接では、定番の質問というものがあります。
主に次のような質問が該当します。
- 自己PR
- 志望動機
- 学生時代に頑張ったこと
- 逆質問
これらは業種や企業の規模に関係なく質問される可能性があるため、いつ聞かれてもいいように必ず準備しておくことをおすすめします。
それぞれの対策をご紹介します。
自己PR
先ほどお伝えした通り、自己PRは自分のセールスポイントを伝えるものです。
しかし、だらだらと長く話すのはNG。
要点をまとめて簡潔に話すことが大切です。
まずはじめに「自分はこういう人です」と結論から話し、そのあとにその理由となるような具体的エピソードなどを続けましょう。
志望動機
志望動機は、就活生がどのくらいその企業に入社したいのかなどを見極めるうえで重要な質問です。
志望動機をしっかり話すためには、業界研究や企業研究は欠かせません。
「なぜこの企業でなくてはいけないのか」まで説明できると、説得力が生まれ、面接官にも好印象を与えます。
学生時代に頑張ったこと
学生時代に頑張ったことは、具体的なエピソードとともに、どのように努力してその結果どうなったのか、までの一連の流れを話すことが大切です。
このときの質問を通して、企業は求めている人物像に合っているか?ということを見ています。
企業ホームページや説明会などで企業が求める人物像をしっかり研究し、それにあったエピソードを話せると良いですね!
なお、嘘をつくのは絶対にやめましょう。
深掘りされると必ずばれてしまいますし、そうなると悪い印象が残ってしまいます。
逆質問
面接の最後に必ず聞かれるのが「最後に質問はありますか」という逆質問です。
聞きたいことがないからといって「とくにありません」と返すのはおすすめしません。
逆質問は、いわば最後の自己アピールの場です。
「御社に入社させていただける際には、入社までに取得しておいたほうが良い資格はありますか」や、「入社後はまずはどのような業務を担当しますか」など、入社したいという意欲が見受けられる質問をするのがおすすめです。
キチナングループではこんなポイントをチェック!
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今の能力よりも、価値観・考え方・成長力を重視します。
学力や、能力ではなく、キチナンの価値観に合うか、キチナンの考え方に似ているかというところを見させていただきます。
そんな中でも重視する「キチナンの求める人物像」は下記の3点になります。
- 誠実さ:嘘をつかない
- 素直さ:教えてもらったことを素直に行動に移せる
- 行動力:自ら学びにいく姿勢がある
当てはまる人はキチナングループにて活躍できる可能性大!
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面接で印象を良くするために知っておきたいこと
面接では面接官に対し、短い時間の中でできるだけ良い印象を与えることが大切です。そのためにも、身だしなみやマナーなどは身につけておきましょう。
身だしなみ
業界や企業にもよりますが、基本的に服装はリクルートスーツが無難です。
面接前に汚れやシワがないかしっかりチェックしてください。
また、髪型やメイクも清潔感を大切に、ナチュラルな仕上がりになるよう気をつけましょう。
入室・退室
面接する部屋への入室と退室にも注意が必要です。
入室時はドアを軽く3回ノックして、面接官から「どうぞ」と言われてから、「失礼いたします」と言ってドアを開けて入室し、ドアのほうを見て閉めます。
なお、集団面接の場合は最初に入室しない場合は、ノックは必要ありません。
ドアを閉めたら面接官に向かってお辞儀をし、椅子の横まで移動します。
面接官に「自己紹介をお願いします」などと促されたら名前や学校名を伝え、着席するよう言われてから椅子に座ります。
面接が終わって退室する際は、「本日はありがとうございました」と伝えてからお辞儀をし、ドアに向かいます。
ドアを開ける前にもう一度面接官に向かってお辞儀をし、その後ドアを開けて退室する、というのが、一般的な作法です。
良い印象を与えるアピールポイント
面接時に話す内容ももちろん大切ですが、表情や話し方も良い印象を与えるかどうかを左右する重要なポイントです。
聞き取りやすい大きさの声でハキハキと話したり、自然な笑顔を心がけたりすることが大切。
また、敬語もきちんと話せる就活生は、好印象を与えます。
面接対策はいつから?のアンサーは「早めがおすすめ!」
企業にとって、面接は就活生の人物像や意志・意欲などを見ることができる貴重な機会。
そのため、選考プロセスの中でも面接は非常に重要です。
面接対策は、面接練習だけではなく、企業研究や自己分析など、さまざまな研究・練習を行う必要があるため、想像以上に時間を要します。
面接対策を始めるタイミングの1つの目安は3月といわれていますが、できるだけ早めにスタートするのが良いでしょう。
面接でされるであろう質問とその回答を用意したり、面接練習を行ったりと、丁寧に対策を練ることが面接を成功させる大きなポイント!
話す内容はもちろんですが、表情や声の大きさ、身だしなみ、マナーなどにも気をつけて、後悔のない面接を目指しましょう!
この記事を書いた人
中谷 充孝
キチナングループ株式会社 経営企画部 採用担当
2020年新卒入社。キチナングループ株式会社 経営企画部採用担当。入社は大阪にある倉庫事業部でしたが、2021年12月より経営企画部に異動し採用担当として活動中。カメラが趣味です。旅行や遊びの際は基本的にカメラ持ち歩いています!カメラサークルに入るか検討中。 なににおいても楽しむことが大事だと思っています!