こんにちは!西日本を中心に総合物流サービスを展開するキチナングループの津田です。
人手不足や業務の複雑化、物量変動への対応など、物流を取り巻く課題が増える中、戦略的に物流アウトソーシングを検討する企業が増えています。
では、この物流アウトソーシングとは、具体的にどのようなサービスを指すのでしょうか。
今回は物流アウトソーシングについて、概要やメリット・デメリット、業者選定のポイントなどを詳しく解説していきます。
キチナングループが提供する物流アウトソーシングサービスについてもご紹介しますので、ぜひ選択肢の一つとしてご検討ください!
物流アウトソーシングとは?役割や種類を解説!
まずは物流アウトソーシングがどのようなサービスなのか、その役割と種類を見ていきましょう。
注文から配達までをカバーする「物流アウトソーシング」の役割
そもそもアウトソーシングとは、外部委託のこと。
物流アウトソーシングは「物流業務を外部委託すること、またはそのサービス」を指す言葉です。
近年、EC市場の拡大や事業拡大によって以下のような問題が増え、業務に大きな支障をきたしているというケースをよく耳にします。
- 物流業務が煩雑化して人が足りず、検品ミスや誤配送などが増えている
- 経費が膨らんでコスト面の管理が大変
- 急に在庫量が増えて、保管場所を確保できない
そんなときに活用されるのが物流アウトソーシングです。
物流のプロフェッショナルである専門業者に物流業務を委託することで、業務効率がアップして悩みが解消されたというケースも多くあり、注目を集めています。
物流アウトソーシングの役割は、下記のような物流に関するあらゆる作業を企業に代わって行うことです。
- 入荷、倉庫入庫、棚入れ
- 検品、セット組み
- 書類発行(納品書等)
- ピッキング、梱包
- 出荷、出荷連絡
- 在庫保管、管理、棚卸し
- 返品対応 など
サービスの中では、注文から配達までの一連の物流業務(フルフィルメント)を担うものも、一部の業務だけを担うものも展開されています。
そのため、必要な部分だけを選択して委託することも可能です。
物流アウトソーシングの主な4つの形態
物流サービスは、「どこまで任せるか(範囲)」と「どのように契約するか(柔軟性)」の組み合わせで、大きく以下の4つに分類して比較されます。
3PL(第三者物流)
3PLとは「Third-Party Logistics」の略で、倉庫保管や入出庫、在庫管理、配送などの物流実務を、外部の専門業者に包括的に委託する形態です。
物流業務をまとめて任せることで、自社は本来注力すべきコア業務に集中でき、物流品質の安定や効率化が期待できます。
3PL事業者については、「物流で注目の「3PL事業者」とは?導入のメリットや注意点も解説」でも詳しくご紹介しています。
4PL(第四者物流)
4PL(Fourth Party Logistics)は、物流実務に加え、物流戦略の立案や業務設計、複数の物流会社の統括まで担う形態です。
物流全体を俯瞰し、サプライチェーン全体の最適化を図りたい企業に向いています。
定額系物流サービス
定額系物流サービスは、あらかじめサービス内容と料金が決まっているサービス形態です。
配送料・倉庫入庫量・保管料(商品個数×日数)によって利用料金が決まっているのが一般的。
商品1個からでも対応できる場合が多いため、小規模からの対応も可能で、事業開始時に活用されるケースも多いです。
シンプルで導入しやすい一方で、対応範囲が限定される点には注意が必要です。
カスタム系物流サービス
カスタム系物流サービスは、自社の商材や業務フローに合わせてサービス内容を個別設計する物流アウトソーシングサービス。
柔軟性が高く、物流に関する独自のサービスや独自的な物流業務の効率化を実施したい場合に適しています。
ただし柔軟な対応が可能になる分、費用や運用方法は複雑になりやすく、導入にはある程度の時間と労力、コストが必要です。
キチナングループでは、「3PL」「定額系物流サービス」「カスタム系物流サービス」にて物流アウトソーシングサービスの提供が可能です!
企業様のニーズにあわせて最適なサービスをご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
物流アウトソーシングを利用するメリット・デメリットとは?
物流アウトソーシング導入時には、メリットとともにデメリットも理解した上で、サービスを検討することが大切です。
物流アウトソーシングを利用する3つのメリット
まずは、物流アウトソーシングに期待できる3つのメリットを挙げていきます。
1.自社の工数削減、業務効率化
インターネットショッピングの利用が増えるにつれ、物流業務の負担は増えていきます。
全て自社で行うのが難しくなることもあるでしょう。
そこで役立つのが、物流アウトソーシングです。
物流業務をアウトソーシングしてしまえば、自社で行う業務の工数は削減されます。
自社の社員を物流業務以外のコア業務に集中させることが可能になり、業務の効率化が実現します。
2.配送量に応じたコストの調整が可能
自社で物流業務を担っていると、物流の量に関わらず、常に一定の人材と時間、スペースの確保が必要になります。
この人件費や場所代は固定費になり、注文が多い時も少ないときも、いつでも一定の額を払い続けなくてはなりません。
しかし、物流アウトソーシングでは、物流の量で支払う金額が変動します。
そのため、無駄な固定費を支払う必要はありません。
注文の量に合わせた人材調達も物流業者が行うので、繁忙期の人材確保に四苦八苦する必要もなくなります。
3.物流業務の質向上
物流アウトソーシングを請け負うのは、物流業者。
つまり、物流のプロです。
ノウハウや専用機器を持った物流のプロが業務を行うことで、物流業務は効率的で正確に。
物流業務の品質向上が期待できます。
物流アウトソーシングを利用する3つのデメリット
物流アウトソーシングにはデメリットもあります。
そのため、導入時にはデメリットを回避する運用方法を考えなくてはなりません。
3つのデメリットを確認していきましょう。
1.柔軟な対応が行いにくい
物流アウトソーシングを利用した場合、柔軟な対応が行いにくくなることがあります。
カスタム系物流アウトソーシングではある程度ニーズに応じた対応が可能ですが、「一人ひとりの顧客にメッセージを付ける」などの作業は、アウトソーシングでは難しいケースが多いです。
会社により対応可能な場合もありますが、さまざまな対応を求めることで、コストが高くなってしまう恐れもあります。
対応の柔軟性低下は、自社で物流業務を行うのと比較した場合の、物流アウトソーシングのデメリットだといえるでしょう。
2.責任の所在が不明確
配送に関して何かトラブルが起きた場合、物流アウトソーシングを利用していると、責任の所在が不明確になることがあります。
トラブルの責任が企業にあるのか、受注を受けた物流会社にあるのかハッキリしない場合、トラブルの解決に時間がかかってしまう可能性があります。
責任の所在と対応については、契約時に細かく決めておきましょう。
3.自社と物流業者間の認識相違に注意
自社と物流業者の認識の相違には注意が必要です。
企業のニーズがうまく物流業務に伝わっておらず、企業の意図と異なる形で物流業務が行われていたというケースも珍しくはありません。
これは、企業にとって大きなリスクです。
物流業者とは、運用方法の擦り合わせを念入りに行い、実際に現場で確認するなどして、認識相違を防ぐ対策を行いましょう。
物流アウトソーシング利用の流れ、委託先を選ぶポイント、課題もチェック!

ここからは、物流アウトソーシング利用の流れと、委託先会社の選定ポイントをご紹介します。
また、導入時に知っておきたい課題についても押さえておきましょう。
物流アウトソーシング利用の流れ
物流アウトソーシングの利用から開始までは、以下のような流れで行うのが一般的です。
- 業者への問い合わせ
- ニーズの擦り合わせ(ヒアリング)・見学
- 見積もり提出・確認
- 契約
- アウトソーシング開始
物流アウトソーシングを成功させるには、業務委託を行う先の業者選びが大切です。
できるだけ複数の業者を選択肢に入れ、自社ニーズと比較し、最適なサービスを展開する業者を選ぶようにしましょう。
また、サービスと自社ニーズを比較するには、事前に自社の物流について情報をまとめておくとスムーズです。
キチナングループでは、お問い合わせをいただいた際、以下のような情報をお伺いすることが多いです。
- 月間の出荷件数(事業開始時は予定数)
- 通常期、繁忙期、閑散期および出荷件数
- よく出るケースサイズ
- 必要なスペースの広さ
- 商品保管の条件
- その他の求める条件
このような項目を、できるだけ明確にリスト化しておくとスムーズです。
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委託する物流業者選びの4つのチェックポイント
スムーズに、そして希望通りに物流アウトソーシングを進めるには、委託する物流業者選びを慎重に行う必要があります。
業者選定時には、以下の4つのポイントをチェックするようにしましょう。
ポイント1:サービス内容が自社のニーズと合っているか
求めるサービスと物流業者が提供できるサービスに差があっては、物流アウトソーシングはうまくいきません。
「自社商品の取扱が可能か」「ニーズに合った商品管理が可能か」という点を事前によく確認し、ニーズとサービスがマッチする業者を選びましょう。
ポイント2:サポート体制は整っているか
物流業者選定時には、サポート体制にも着目しておく必要があります。
トラブル時の対応や改善提案の有無については、明確に把握しておきましょう。
ポイント3:十分な実績はあるか
物流業者の実績も重要な選定材料の一つです。
Webサイトなどで、過去の実績を確認しておきましょう。
自社と類似した規模の企業や類似商品のアウトソーシング実績があれば、安心して物流業務を任せることができます。
ポイント4:コストが予算と合っているか・見積もりが明確か
アウトソーシングにより発生するコストが予算と合っているか、料金形態やどのような場合に追加費用が発生するのかなどについても、明確に知っておく必要があります。
そのためには物流業者からの見積もりが必要ですが、見積もりの内容にも注意が必要。
中には見積もりの内容が曖昧で、思いもよらない費用が発生するというケースがあるためです。
委託先には、コスト内容が合う業者、かつ見積もりを明確に提示してくれる業者を選びましょう。
物流アウトソーシング導入時の課題と失敗例
物流アウトソーシング導入時の課題として多いのが、「物流業務の可視性が下がること」「リスク管理やセキュリティへの不安」「委託先とのコミュニケーション不足」です。
物流業務を外部に委託すると、自社の目が届きにくくなり、進捗状況や現場の課題を把握しづらくなるケースがあります。
また、先ほどもお伝えしたようにトラブルが発生した際の責任範囲を曖昧にしたまま契約すると、トラブル時の対応が遅れ、信頼低下につながるおそれもあります。
個人情報や在庫データを扱う以上、委託先のセキュリティ体制を確認しないまま導入するのも失敗の要因です。
これらの課題を残したまま物流アウトソーシングを導入すると「想定外のトラブルが頻発する」「変更対応に時間がかかる」「期待していた運用ができない」といった失敗につながってしまいます。
委託前の課題整理と、委託後の継続的な情報共有が、物流アウトソーシング成功の鍵となるでしょう。
キチナングループの物流アウトソーシングで業務負担を軽減!

物流アウトソーシングを検討する際は、「委託できるかどうか」だけでなく、「長期的に事業成長を支えてくれるか」という視点での業者選びが大切です。
キチナングループの物流アウトソーシングサービスは、単なる倉庫業務の代行ではなく、企業の事業成長を後方から支える「ロジスティクスパートナー」としてお客様を支援。
貨物輸送から倉庫保管、出荷代行、流通加工までを一貫して担い、全国ネットワークを生かし安定した物流体制を構築します!
人材の採用・教育に力を入れ、現場対応力を高めた自社オペレーションに強みを持ち、突発的な物量変動や業務変更にも柔軟に対応できる体制を整えているのも特長です。
キチナングループでは、物流アウトソーシングに関する以下のようなお悩みについてお問い合わせをいただくことが多いです。
- 物流業務が煩雑化して人手が足りず、検品ミスや誤配送が増えている
- 繁忙期と閑散期の物量変動が大きく、人材確保や在庫スペースの調整に困っている
- 物流コストが膨らんでいるが、どこをどう見直せばいいかわからない
- 自社倉庫のスペースが限界で、在庫を置く場所が足りなくなってきた
- 物流業務に時間を取られて、本来の営業や商品開発に集中できない
- EC事業の拡大に伴い、出荷件数が増えて現在の体制では対応しきれない
- 物流業務のノウハウがなく、品質向上やコスト削減の方法が分からない など
キチナングループでは、上記のような物流アウトソーシングのお悩みに幅広く対応可能です!
【サービス提供エリア】
西日本を中心に物流アウトソーシングサービスを提供しています。
◎山口県:小野田市、宇部市、山口市
◎その他エリア:大阪府、岡山県、名古屋、関西周辺エリア
コスト削減だけでなく、業務効率化や将来の事業拡大を見据えた物流体制を構築したい企業様にとって、心強いパートナーとなるのがキチナングループの物流アウトソーシングサービスです!
「いつも任せられる安心感」と「いざという時に頼れる柔軟性」をご提供します。
ご相談・お見積もりは無料です!
物流アウトソーシングを検討中の方は、ぜひキチナングループへお気軽にご相談ください。
▶︎キチナングループの「物流アウトソーシング」について問い合わせる
物流アウトソーシングを導入して業務効率化と事業成長を加速!
物流アウトソーシングとは「物流業務を外部委託すること、またはそのサービス」のこと。
入荷・倉庫入庫・棚入れ、検品・セット組み、書類発行、ピッキング・梱包、出荷・出荷連絡、在庫保管・管理・棚卸し、返品対応などを代行して行なってくれます。
一部の業務だけを担うもの、注文から配達までの一連の物流業を担うもの、さらには物流戦略の立案や最適化までも包括して担うサービスも展開されており、必要なものを採択することが可能です。
人口減少や少子高齢化による企業の人手不足を解消し、業務を効率化するのに効果的な方法といえます。
ただし、課題整理が不十分なまま導入すると、想定した効果が得られないケースもあるため、委託前に目的や改善点を明確にしておくことが大切。
自社の物流課題や経営状況、将来的な事業展開を踏まえた上で、適切な業者やサービスを選ぶことが重要です。
物流アウトソーシングを戦略的に活用することで、事業成長を加速させる物流体制の構築につながります。
キチナングループでは、倉庫内作業だけではなく、日々の業務の中で工夫と改善を行い、お客様と二人三脚でより良い販売が行えるようにご提案させていただきます。
「業務効率を上げたい」「物流業務の負担を低減したい」という企業の担当者の方は、キチナングループの物流アウトソーシングの導入をぜひご検討ください。
この記事を書いた人
津田 康平
キチナングループ株式会社 倉庫事業部 主任
2018年中途入社。キチナングループ株式会社 倉庫事業部営業部。前職でも営業をしていました。プライベートでは奥様と買い物に行ったり、趣味のゴルフやバス釣りを楽しんでいます。好きな言葉は「この道より 我を活かす道無し この道を歩く」。









