こんにちは!西日本を中心に総合物流サービスを展開するキチナングループの津田です。

コールドチェーン(低温物流)とは、物流の全工程で低温を保って管理する物流システムのことです。

現代の物流にコールドチェーンは欠かせません!

今回のコラムでは、コールドチェーンの仕組みや必要性、メリットを解説。

コールドチェーンによって物流が飛躍的に進化した理由などもお伝えします。

コールドチェーン

コールドチェーン(低温物流)とは?

コールドチェーン(低温物流)とは、商品を生産してから消費者に渡るまでを一定温度(主に冷蔵、冷凍)に保って管理する仕組みです。

商品の生産・保管・配送・販売・消費といった物流の一連の流れをサプライチェーンといいます。

この流れを冷蔵や冷凍といった温度で管理してつなぐことから、コールドチェーンと呼ばれ、日本語では「低温物流体系」「低温ロジスティクス」などと表現されることもあります。

コールドチェーンは、生産時に低温処理された商品が、低温保管され、低温を保って輸送される仕組みです。

生鮮食品や冷凍食品といった食品はもちろん、輸血パックやワクチン、電子部品、化学薬品など、さまざまな分野でコールドチェーンが活用されています。

物流倉庫の温度管理には、「常温・冷凍・冷蔵」の3温度帯、または「常温・低温・冷蔵・冷凍」の4温度帯の区分があります。

倉庫の3温度帯・4温度帯とは?物流倉庫の温度帯の分け方も確認!」のコラムでは、それぞれの温度や保管に適した商品などをご紹介しています。

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コールドチェーン(低温物流)の必要性

コールドチェーン(低温物流)の登場、そして技術の進歩により、食品物流が飛躍的に成長したといわれています。

コールドチェーンが登場する以前は、生鮮食品など常温では日持ちしないものは遠くまで運べませんでした。

コールドチェーンで低温での温度管理が可能になったことから、食品の鮮度・品質を保ったままでの広域流通が可能となり、輸送エリアが大幅に拡大しました。

また、医療業界もコールドチェーンによって物流が拡大した業界の一つ。

輸血パックやワクチン、医薬品など、徹底した温度管理が必要なものも、安全に遠くまで運べるようになったのです。

コールドチェーンは、食品業界や医療業界をはじめさまざまな分野で、物流拡大になくてはならない技術です。

コールドチェーン(低温物流)のメリットと課題

コールドチェーン物流

コールドチェーン(低温物流)の大きなメリットは、低温管理により品質を長く保てることです。

食品はより新鮮なまま消費者へ届けられますし、変質や腐敗による廃棄も減らすことができます。

ロスを減らして販売機会を最大化し、利益を上げることができます。

また、保存期間が長くなったことでこれまでより広域での輸送・販売できるように。

遠隔地や海外などへの販路拡大も可能になります。

一方、コールドチェーンは生産・保管・流通・消費といった全ての過程で温度管理が必要となります。

そのため、流通体系を整備・管理するのに手間やコストがかかることが課題の一つです。

それぞれの場所で温度管理をするための設備はもちろん、管理しやすい加工や保管しやすいパッケージ、最適な輸送ルートの検討など、設備、フロー、ルールなどを整える必要があります。

物流過程において温度管理が適切にできていない箇所が一カ所でもあると、確実な品質維持はできません。

また、近年は倉庫不足も課題に。

新型コロナウイルスの影響や社会情勢、ライフスタイルなど変化から、家庭用冷凍食品やチルド食品の需要が増え、物流用冷蔵庫・冷凍庫がひっ迫しているのです。

国内の冷蔵庫、冷凍庫は老朽化しているものも多く、建て替えの必要性にも迫られています。

コールドチェーンの運用は手間や費用がかかりますが、プロの物流会社へ物流業務を委託するという選択肢もありますよ!

キチナングループでも貨物輸送サービスを提供しています。

倉庫保管サービスと貨物輸送サービスを組み合わせることで、お客様の物流用務をワンストップでスムーズに対応。

食料品、雑貨などの小さなものから、金型、鋼材など商品の特徴とニーズに合わせた高品質な物流サービスを提供します。

コールドチェーン(低温物流)とは全工程を低温管理する物流システム

コールドチェーン(低温物流)とは、商品の生産から保管、輸送、消費までの物流の全工程を、低温の一定温度で管理する物流システムです。

コールドチェーンでは低温管理により長期間品質保持ができるので、今までよりも広い範囲に輸送が可能になりました。

食品業界はもちろん、医療業界の物流も、コールドチェーンによって飛躍的に成長したといわれています。

コールドチェーンは品質を長く保てることから、ロスを減らして利益を最大化する、広域販売が可能になるといったメリットがあります。

ただし、物流の全工程で温度管理が必要なので手間やコストがかかること、保管のための冷蔵倉庫や冷凍倉庫が不足しているという課題もあります。

この記事を書いた人

津田 康平

キチナングループ株式会社 倉庫事業部 主任

2018年中途入社。キチナングループ株式会社 倉庫事業部営業部。前職でも営業をしていました。プライベートでは奥様と買い物に行ったり、趣味のゴルフやバス釣りを楽しんでいます。好きな言葉は「この道より 我を活かす道無し この道を歩く」。

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