こんにちは!西日本を中心に総合物流サービスを展開するキチナングループの採用担当荒木です。
インターンシップは企業で行われている実際の仕事内容や会社の雰囲気を知ることができる良い機会。
就活にあたり、インターンシップに参加を検討している方も多いでしょう。
しかし、インターンシップに参加するにあたり、服装に悩む方も多いのではないでしょうか。
「私服でも結構、といわれたけど何を着ていけば良い?」「服装によって不利になることはあるの?」と、不安になってしまいますよね。
そこで今回は、インターンシップに参加する際の服装について解説します。
男女別、季節別のポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
インターンシップとは?服装選びのポイントを知ろう
インターンシップは、学生と企業が本当の意味で最初に接点を持つ、重要な機会です。
印象良くインターンシップの期間を過ごすためには、服装も重要な要素となってくるでしょう。
それでは、どんな服装がふさわしいのでしょうか。
インターンシップとは?
インターンシップは、学生が実際に就業する前に企業で「就業体験」することを指します。
「インターン」と略して呼ばれることもあり、期間や時期などさまざまな種類があります。
「マイナビ2023年卒大学生広報活動開始前の活動調査」によると、インターンシップに参加したことがある学生は全体の82.6%で、多くの学生が参加していることが分かる結果です。
インターンシップに学生が参加するメリットは以下の通りです。
- 業界研究、職種研究の一つになる
- 入社してからの仕事のイメージができる
- 志望動機の一つになる
一方で、インターンシップを行う企業の目的は次のようなものがあげられます。
- 人材育成の一環になる
- 学生が持つイメージと実際の仕事のミスマッチを防ぐ
- 良い人材を発掘できる
インターンシップのさまざまな種類については、「インフラ関係のインターンシップの種類は?志望動機の書き方のコツも」でも関連する情報を紹介しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
インターンシップでの服装選びのポイント
企業がインターンシップを行う目的に「良い人材の発掘」がある以上、インターンシップを通して、企業の担当者に良い印象を残したいものです。
人は見た目だけでは決して判断はできませんが、初対面のときは身だしなみが整っているかどうかが、その人の印象に直結します。
少しでも相手に好印象を持ってもらえるよう、インターンシップ時には、以下のようなポイントを押さえて服装選びをすると良いでしょう。
- 企業の案内に従った服装にする
- 清潔感のある身だしなみを意識する
- トータルコーディネートを意識したアイテムを選ぶ
インターシップでの服装は何を着たら良い?
では実際に、インターンシップにはどんな服装で行けば良いのでしょうか。企業からはスーツを指定されるほか、「私服で結構です」「私服可」や「私服でお越しください」といわれることもあります。
シーン別に見ていきましょう。
スーツ指定の場合
企業向けの営業職や信頼度に重点を置くような職業の場合、スーツ指定であることも多いでしょう。
スーツの場合は特に、清潔感に重点を置きます。
自分の体型にあったサイズのスーツを選ぶことに加え、着る際にはシワや汚れがないように準備しておきます。
奇抜な色や派手なデザインを避けることも重要です。
私服可の場合
「私服で結構です」「私服可です」という表現で指定された場合は、文字通り、私服でも良いしスーツでも良い、という意味で捉えてOK。
ただし、私服であれば何でも良いわけではありません。
私服は会社にもよりますが、基本的にはビジネスカジュアル、オフィスカジュアルといわれるコーディネートで参加するのが一般的です。
ふさわしい私服が分からない場合は、スーツで行くのが無難でしょう。
私服指定の場合
私服を指定する企業には、例えばアパレル業界のようにファッションのセンスそのものを見極める目的がある業種が考えられます。
また、仕事上、身体を動かすことが多いような業種、また、スタートアップ企業など、服装についてはまったくの自由という業種もあります。
「私服」の概念は企業によって違うため、一概にはいえませんが、ビジネスカジュアル、オフィスカジュアルの服装を選ぶと間違いないでしょう。
その上で、業界ごとの特性があれば従うのが良いでしょう。
ビジネスカジュアルとは?
インターンシップに参加する際の「ビジネスカジュアル」とはどんな服装なのでしょうか。
男性でいえば、トップスは白や水色など明るい色の襟付きシャツに襟のあるジャケット、ボトムスにはベージュのチノパンや黒のスラックスを着用するのが一般的です。
靴や鞄を革製のもので揃えると、程よくフォーマルなビジネスカジュアルになります。
ビジネスカジュアルの場合は、ネクタイは着用しないことも多いでしょう。
女性の場合は、トップスには無地のブラウスやカットソーにシンプルなジャケット、ボトムスは膝下丈のスカートやパンツを合わせるのが良いとされます。
靴には高すぎないヒールのものを選ぶのが一般的ですが、立ち仕事などが多いときは、立って動きやすい靴が良い場合もあります。
アクセサリーについては規定がある会社もあります。
インターシップでの服装や身だしなみの注意点をチェック!
インターンシップに参加する場合は、私服であっても砕けすぎず、清潔感のある服装を選ぶことが重要です。
ここからは、インターンシップでの服装や身だしなみに関して、特に注意すべき点を解説します。
男女別の服装選びの注意点
男女ともに、あまりにもラフな服装はだらしない印象を与えます。
また、肌の露出が多い服や派手なデザインの服などもふさわしくありません。
それでは、男女別の注意点を見てみましょう。
男性の場合
男性がインターンシップに選ぶ服装でNGなのは以下のようなものです。
- デニムやハーフパンツ、短パン、スウェットなど
- Tシャツや柄のシャツ
- スニーカーやサンダル、ブーツなど
- 帽子や目立つネックレスなど
女性の場合
女性がインターンシップに選ぶ服装で注意が必要なのは以下のような点です。
- ストッキングなどをはかない素足の状態
- 露出度が高い服装
- サンダルやミュール、スニーカーや高すぎるヒールなど
- 目立つアクセサリーやアクセサリーの数が多すぎるなど
季節別の服装選びのポイント
インターンシップは企業によってさまざまな時期に行われます。
暑さや寒さが厳しい季節であっても清潔感が損なわれないようにするためには、季節ごとの対策が必要となるでしょう。
では、季節ごとの注意点や対策を見ていきましょう。
暑さ対策
夏に行われるインターンシップの場合、気をつけたいのは汗だくになってしまうことです。
汗びっしょりのまま仕事をするのは、清潔感という点で残念なだけでなく、社内の冷房などで体調を崩すことにもつながりかねません。
そのような理由から、暑さには以下のような対策が有効です。
- 夏用の薄手のジャケットを選ぶ
- 時間に余裕を持って行動し、会社に着くまではジャケットを脱いでおく
- 冷感素材を使ったシャツや冷感スプレーなどを活用する
- 替えのアンダーシャツなどを準備する
寒さ対策
夏の暑さとは反対に、冬に行われるインターンシップには寒さに対する備えが必要です。
冬の対策は、トータルコーディネートに十分注意することが求められるでしょう。
- 落ち着いた色のトレンチコート、Pコートなどでビジネスカジュアルに合わせる
- 会社に着くまではマフラーや手袋で防寒する
- 温感インナーを活用する
寒さ対策はコーディネートと合わせて、マナーにも注意が必要です。
コートやマフラーは、建物に入る前に脱ぐのがビジネス上のマナーとされているからです。
脱いだコートは裏地を表にして縦にたたみ、腕にかけて運び、マフラーや手袋はできるだけ鞄の中にしまうようにします。
インターンシップは清潔感のある服装で参加しよう
今回は、学生の皆さんに向けて、インターンシップに参加する際に選ぶべき服装のポイントについて解説しました。
企業でのインターンシップ期間は、企業に良い印象をアピールする重要な機会です。
そのため、企業の案内に従った服装を選ぶことはもちろん、清潔感のある服装とトータルで見てバランスの取れたアイテム選びが必要となります。
最近では、私服可の企業も多くなっていますが、その場合でも一般的には清潔感を重視したビジネスカジュアルで参加するのが良いでしょう。
何よりも、インターンシップに参加する企業の一員として、ともに働く社員や取引先、お客様に不快な印象を与えないことが重要です。
自分を見せることよりも、相手からどう見えるかを考えた服装で、充実したインターンシップにしてくださいね。
この記事を書いた人
荒木 花恋
キチナングループ株式会社 経営企画部
2022年新卒入社。吉南株式会社経営企画部採用担当。 入社後、大型ウイング車の配車を担当。2023年1月より経営企画部に異動、入社して10ヶ月で採用担当として活動中。温泉巡りが好きで山口はもちろん、九州の温泉を巡って癒されています。好きな言葉は、”人事を尽くして天命を待つ”。