こんにちは!
経営サポート部の藤野です。
社員インタビュー第4弾ということで、
今回は吉南株式会社 生産事業部 小野田営業所で
ご活躍されている末廣班長にお話しを聞いてまいりました!
社員プロフィール
末廣 直輝(すえひろ なおき)
吉南株式会社 生産事業部 小野田営業所 / 班長
2008年入社。通称「原料」と呼ばれる小野田営業所製造1Gでお客様の工場のはじまり、つまり原材料の入荷から、工場内で使用した排水をキレイにして海へ流す、工場の終わりまでをトータル的に担当。自身も直長として日々7つの工程を取り締まる業務にあたりながら、後輩育成や現場の従業員への教育も積極的に行っている。趣味は焼肉屋巡り。
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●現在の業務内容
最初は日勤で部品倉庫1年くらいして、製品倉庫いったあとに、上司から3交替に興味ないかと誘われて今の部署にきました。3交替にもともと興味はあったので、夜勤ってどんな感じなんだろうとか、新しい業務をすることに対して不安とかは無かったですね。そこから初3交替を開始して、ほんとに何か所もいろいろとまわされました(笑)お客様や機械の都合で生産が止まってしまう工程もあるので、担当していた時に停まったら別の工程のフォローに入ってという感じで。
小野田営業所には製造1G・2G・3Gというグループがありますが、製造1Gの直長をしています。通称「原料」と呼ばれています。ここでは、お客様の工場のはじまり、つまり原材料の入荷から、工場内で使用した排水をキレイにして海へ流す、工場の終わりまでをトータル的に担当させていただいています。管理している箇所は全部で7つあって、その取りまとめといった感じですね。トラブルが起こることも多々ありますが、すぐに直長に連絡を取るような体制を整えているので、迅速に対応していくことも直長としての重要な仕事です。もちろん、現場で対処出来る事や自分で解決できる事は任せたり、対応した後に連絡がくるということもありますが、報連相は何よりも徹底しています。もう一つ大事なことは、従業員がケガをしないように、安全に作業させることですね。直者の工程内でフォローしあえるように教育やアドバイスもしています。お客様とは日々の進捗具合や修理対応のときに関わることが多いですね。
ですが、今この立場になって考えると新人に教える側も大変ですよね。その代わり、もちろん良いこともあって、何かと言うと、新しい知識がどんどん入るので、思わぬところで応用がきくことです。別の場所でも、ここが似てるなとか、こうしたらいいかもとか、自分で気づけるのは仕事をしていて面白いです。直長として働きだしたのは5年前くらいからです。応援とかで他の工程に行くことも有るのでガッツリ、っていうのは本当に最近ですが。
現場にいたときは自分の担当している工程だけ管理していればいいのですが、今は部署全体を把握しないといけません。責任重大です。だからこそ、各工程の最低限のところは知識や能力として押さえておかないと、現場の人やお客さまに聞かれた時に迅速な対応をとることができないです。正直自分は他の直長に比べるとまだまだその域に達していないので、今も働きなが学んでいっていているので、勉強の毎日です。ですが、入社してから様々な工程を経験してきたことが功を奏して、とっさのトラブルにも対応できますし、今自分が動くべきか、現場に任せるべきか、すぐにお客様に相談すべきかの判断もしていけています。今後も若いうちにもっといろいろなことをお客様や周りの先輩方から学んで、盗んでいきたいです。
●やりがい
人と機械が関わる事なのでトラブルが起こることも多々ありますが、そこに対して迅速に対応していくことも重要な仕事です。やりがいとしては、後輩が、自分が教えたことに対して、成長していく姿を近くで見ることです。それを実感できることは嬉しいですね。製造1Gは、直者内で、まわりのみんなが分からないところはフォローしあっています。協調性はありますね。一言でいうと、仲が良いです!信頼関係があるからこそ、小さいトラブルは自分たちで対処できるので任せられる。人に頼ってばかりだといつまでたっても成長できないので。あえてやらせることもあります。原因は何かを一緒に探していきます。教育や指導も、問いかけが重要だと思うんです。だから、「どうすればいいと思う?」と、できるだけ自分たちで答えを見つける事ができるように、逆に質問していく。分からない人に対して、すぐにこたえを出さない大事さを自分もさまざまな場所と、人から学んできて感じています。
●印象に残っている仕事(成功談・失敗談)
全部の工程をまわって、独り立ちした瞬間って印象に残っている。メモがいらなくなっても対応できる。自分で感覚で仕事を出来る瞬間。どこの工程に行っても、そういう瞬間はいつも嬉しいですね。
仕事をするうえで大切にしているのは、直は基本は4人で仕事をまわしているので、後直に仕事が残らないようには心掛けています。全員が同じ目線で気持ちよく仕事が出来るように取り組んでいます。どこかでさぼると、不思議なもので、どこかで自分に返ってきます。一人が違う行動をすれば、そのあとの直がすべて乱れる。今後の目標としては、直長として経験が足りていない部分をしっかりと煮詰めていきたいです。
●今後のビジョン
ここまで自分がやってこれたのは周りにいる直長のおかげなので、恩返しの意味も込めて、そして次世代リーダーとしてともに成長していける次世代の育成と、生産事業部をよりよくしていくために努力していきたいです。
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インタビュー後記
わたしが新入社員のころ、研修中に末廣さんとは少しお話しさせていただいていました。年齢も若いのに、班長や直長として現場の第一線でご活躍されている姿を見て、その根源はどこにあるんだろうと、いつかお話しをゆっくり聞いてみたいと思い今回オファーさせていただきました。周りの人への感謝と、自分がするべきことを確実にすること、そして、後輩育成と日々の業務が忙しい中でそういったことを意識されているからなのだと気づかされました。
text,edit and photo:経営サポート部 藤野