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2023.07.04

派遣会社の選び方はどうする?企業側が気を付けるポイントを解説

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こんにちは!西日本を中心に総合物流サービスを展開するキチナングループの白石です。

 

企業が派遣社員を受け入れて業務をお願いするには、まずは派遣会社に依頼をする必要があります。

自社に合った派遣社員に来てもらうには、派遣会社選びも重要です。

 

今回は、企業側の派遣会社の選び方について解説。

派遣先企業が派遣会社を選ぶ際にチェックすべきポイントや、派遣会社に伝えるべきことなど気を付ける点をお伝えします。

 

これから派遣会社を利用したいと思っている企業のご担当者はぜひご覧ください。

働く女性

 

 

派遣とは?どんな種類がある?

派遣とは、労働者が派遣会社と雇用契約を結び、派遣された企業で働く雇用形態です。

仕事の指揮命令系統は派遣先企業にありますが、給与支払いや福利厚生などは派遣会社が行います。

 

派遣の種類は主に以下の3つがあります。

 

一般派遣(有期雇用派遣)

労働者はあらかじめ派遣会社に登録をしておき、条件に合った仕事が決まれば派遣会社と雇用契約を結び、企業へ派遣されて仕事に従事します。

 

労働者派遣法により、一般派遣は同じ派遣先での仕事は最長3年までと定められています(例外あり)。

派遣期間終了と同時に派遣会社との雇用契約も終了となり、派遣されていない期間は給料は発生しません。

 

無期雇用派遣(常用型派遣)

労働者は派遣先と期間の定めのない雇用契約を結び、企業へ派遣されて仕事に従事します。

企業へ派遣されていない期間は派遣会社にて仕事をするか待機するかとなりますが、どちらの状況でも給与が支払われます。

 

無期雇用派遣の場合は、一般派遣のように期間は定められておらず、同じ派遣先で3年以上働くことが可能です。

 

紹介予定派遣

派遣先での直接雇用を前提とした派遣です。

一定期間(最長6カ月)を派遣として働き、その後、派遣先企業と労働者の双方の合意があれば、派遣先企業と正社員や契約社員といった直接雇用契約を結びます。

紹介予定派遣については「紹介予定派遣の企業側・求職側のメリット・デメリットは?詳しく解説」でも詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

 

 

企業側が派遣会社の選び方で気を付けるポイント

企業側が派遣会社を選ぶ際には、どんなポイントに気を付ければ良いでしょうか?

派遣会社の選び方で特にチェックすべき3点をご紹介します。

 

①自社の業界や依頼したい職種に強い

派遣会社によって、主に取り扱っている「業種」や「職種」は異なります。

自社の業種や派遣を依頼したい職種に強い、得意としている派遣会社に依頼すれば、より適した派遣スタッフを紹介してもらいやすいでしょう。

 

さまざまな職種をオールマイティーに扱っている派遣会社もあれば、特定の業界や業種に特化している派遣会社もあります。

事前に派遣会社のホームページなどをチェックして、取り扱っている職種を確認しておきましょう。

 

②フォロー体制が整っている

派遣会社の担当者が、定期的に企業や派遣スタッフへ状況の確認をするなど、こまめなフォローやサポートをしてくれる派遣会社がおすすめです。

 

就業の中で不満や疑問、トラブルなどが発生しても、迅速に対応してもらうことができます。

 

③評判や信頼性が高い

信頼のおける派遣会社を選ぶためには以下のような点をチェックしましょう。

  • 派遣業を行うための厚生労働大臣の許可を受けている
  • 法律順守やサービス提供に付いて一定の基準を満たす優良派遣事業社認定を受けている
  • 派遣法について詳しい
  • セキュリティ管理がしっかりしている

 

評判については過去の実績や口コミなどをチェックするのもおすすめです。

 

 

企業側が派遣を依頼する際に派遣会社へ伝えるべきこと

面談

企業側が派遣スタッフを依頼する際には、派遣会社としっかりコミュニケーションをとり、要望や希望を細かく伝えたり、疑問点をなくしたりしておきましょう。

それにより、派遣会社にも人材選定の制度や提案の質を高めてもらうことができます。

 

特にしっかり伝えておきたいのは、業務内容や就業条件の部分。

同じ「営業」や「事務」といっても、会社によって業務内容や業務範囲は異なります。

具体的にどんな仕事をお願いするのか分かりやすく伝え、就業時間や曜日、残業時間なども明確に伝えます。

 

また、業務に必要なスキルや資格なども伝えますが、その際には高いスキルを求めすぎないことに注意を。

あまり条件を高くしすぎると、該当する登録スタッフが少なく、紹介を受けにくくなってしまう可能性があります。

必須条件を見定め、優先順位を相談するようにしてください。

 

また、職場の環境や雰囲気などは派遣スタッフが気にする大きなポイントでもあります。

年齢比や男女比、服装規定なども細かく伝えておくとミスマッチを防げます。

 

 

企業側が派遣を依頼する流れ

企業側が派遣会社へ派遣を依頼する流れを確認しましょう。

  1. 派遣スタッフの就業条件を決める
  2. 依頼する派遣会社を選ぶ
  3. 派遣会社に就業内容や条件を伝え、スタッフ派遣を依頼
  4. 派遣スタッフのマッチング
  5. 派遣会社と契約を結ぶ
  6. 派遣スタッフの受け入れ、就業開始

 

企業側が派遣スタッフや履歴書や面接などで選考することは、労働者派遣法で禁止されています。

 

派遣会社から派遣スタッフの紹介を受けたら、顔合わせをしてスキルや業務内容、環境を確認し、お互いが同意すればマッチング成立です。

 

企業側は派遣会社と派遣契約を結び、派遣スタッフの就業開始となります。

 

 

企業側の派遣会社の選び方を知って適切な人材の確保を!

派遣とは、派遣会社と雇用契約を結んだスタッフが派遣先企業で働くという働き方。

 

同一派遣先では3年を最長とした一般派遣、期間の定めのない無期雇用派遣、派遣先での直接雇用を前提とした紹介予定派遣の3種類があります。

 

企業が依頼する派遣会社を選ぶ際には、次のような派遣会社を選ぶと良いでしょう。

  1. 依頼した異業種や職種に強い
  2. フォロー体制が整っている
  3. 評判や信頼性が高い

 

派遣会社へは依頼したい業務内容や業務条件、必要なスキルや資格などを具体的に伝えます。

あまりに高いスキルを求めすぎると該当者が少ない可能性があるため、必須条件や優先順位を考えながら伝えると良いでしょう。

 

職場環境や雰囲気なども丁寧に伝えておくと、ミスマッチを防げますよ。

この記事を書いた人

キチナングループ株式会社 生産事業部 課長白石 重利

2021年中途入社。キチナングループ株式会社 生産事業部営業部。前職では大手人材企業で営業や人事にも関わっていました。プライベートでは家族との時間を大切にしています。子供がかわいすぎます。趣味はサッカーと大学時代にも夢中になっていたバンド活動。好きな言葉は「環境は自分で創る」。

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