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2022.11.28

倉庫の整理整頓は重要!その効果や手順・コツを詳しく解説

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こんにちは!西日本を中心に総合物流サービスを展開するキチナングループの末次です。

 

倉庫の整理整頓は、作業効率を上げるだけでなく、適切な在庫の把握や事故の防止にもつながったりするので、必ず行わなければならない作業です。

ただ、なかには「倉庫を片付けなければならないと思っていても、なかなか進まない」とお困りの方もいるかと思います。

 

そこで今回は、倉庫の整理整頓の重要性や効果について解説します。

整理整頓の手順とコツについてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

倉庫の整理整頓が重要な理由・良い効果とは

倉庫の整理整頓が必要な理由と良い効果はいくつかあります。

 

1つは、倉庫の整理整頓を行うことで、荷物を見つけやすくなること。

倉庫内が散らかっていると、探している荷物を見つけるのにも一苦労です。

 

最悪の場合、大事な商品を紛失してしまう…なんて可能性も。

 

倉庫を整理整頓すれば、どこにどの荷物や商品が置かれているのかを簡単に把握できます。

多くの従業員が使用するような備品の場所もきちんと整理することで、スムーズに倉庫内での業務に取り掛かることもできるでしょう。

 

そして、荷物の場所を従業員に共有し共通認識をつくることができれば、探す時間を短縮でき、業務効率も改善します。

 

また、倉庫の整理整頓は、適切に在庫の把握や管理を行うためにも大切なこと。

現状を把握すれば、無駄な発注や在庫が足りないことによる機会損失を防ぐことができますよ。

 

倉庫内で焦って探しものをする際に起こるケガや事故を防ぐことにもつながるので、倉庫の整理整頓はとても重要なのです。

 

 

倉庫の整理整頓の手順は?事前準備も大事

倉庫の整理整頓の重要性やメリットは前述したとおりですが、具体的にどのように倉庫の整理整頓を進めていけば良いのか分からない人もいるかと思います。

 

そこで、倉庫の整理整頓の手順について、詳しく解説します。

以下のステップにしたがって進めていきましょう!

  1. 整理整頓の事前準備をする
  2. 整理整頓のルールを決める
  3. 必要なものか不要なものかにわける
  4. ものを分類わけする
  5. ルールと分類わけに従い収納する

 

1.整理整頓の事前準備をする

倉庫の整理整頓をすぐに行うのではなく、まずは事前準備から始めます。

 

現時点での倉庫の状態を確認した上で「いつ」「誰が」「倉庫のどの部分を」「どのように」整理整頓するのか、細かく決めていきます。

 

ここが定まらないと、倉庫内の整理整頓になかなか着手できない、整理整頓がなかなか終わらない…といった問題が発生する可能性があります。

整理整頓が上手くいくかどうかの鍵を握っている部分なので、打ち合わせをしっかりと行ってくださいね。

 

2.整理整頓のルールを決める

続いて、整理整頓のルールを決めます。

整理整頓のルールとは、どのような物をどこに置くのかを決めることです。

 

例えば、従業員全員が使う可能性のある使用頻度の高い備品は、入り口付近や手の届きやすいところにしまう、あまり使わない物に関しては奥側や高いところにしまうなどです。

 

後の工程では、ここで決めたルールに従い整理整頓を行っていくので、ルールを確認し全員の認識を合わせておきましょう。

 

きちんと在庫の把握が必要な商品や製品の保管のルールについては、下記のコラムもヒントにしてみてくださいね!

倉庫の在庫管理を効率化!基本の方法や改善のコツをわかりやすく解説

 

3.必要な物か不要なものかに分ける

続いて、倉庫内のものを必要な物か不要な物かに分けます。

誰も使っていない道具、過去の商品サンプルや不良品などがないか、確認してみましょう。

 

不要と判断したものに関しては早急に取り除き、意見が分かれる物は話し合いで判断するのがおすすめです。

すぐには動かせない大きなものなどは、一旦ラベル付けし、必要か不要かを判断します。

 

4.物を分類わけする

続いて、必要と判断したものを分類します。

分類する際は、以下の点について考えましょう。

  • 使用頻度や出荷頻度
  • どのような場面で使うのか
  • 大きさはどのくらいか

 

商品の分類わけについては、下記のコラムもヒントとして参考にしてみてくださいね!

倉庫の入荷作業を効率化!流れや効率化のコツを徹底解説

出荷業務を効率化!起こりやすい問題や効率アップの方法をご紹介

 

5.ルールと分類わけに従い収納する

最後は、ルールと分類に従い整理整頓を進めます。

効率的に作業を進めていくためには、事前準備やルール設定、分類わけが重要なので、上手く行かない場合は、前の工程を見直してみましょう。

 

倉庫の整理整頓をスムーズに進めるコツもチェック!

倉庫の整理整頓をスムーズに進めるコツもいくつかありますよ!

具体的には、次のようなポイントです。

  • キャスター付きの器具を活用する
  • 通路の幅を確保する
  • 倉庫に詰め込みすぎない
  • できるだけ1日で終わらせる
  • 定期的に整理整頓を行う

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

キャスター付きの器具を活用する

倉庫内の運搬の作業効率を上げるためにも、キャスター付きの器具を活用しましょう!

キャスター付き器具を使えば、重たい荷物も少ない人数ですばやく運ぶことが可能になるので、作業効率がアップします。

 

通路の幅を確保する

倉庫の整理整頓の作業中は、通路の幅もしっかりと確保することが重要です。

人以外にもキャスターやフォークリフトが通ることがあるので、広めの通路幅が必要です。

 

テープやひもを使って、事前に通路の幅を確保しておくと良いでしょう。

 

整理整頓中に倉庫機能を停止させないため、狭い通路での事故を防ぐためにも必要な対策です。

 

倉庫に詰め込みすぎない

整理整頓の際は、倉庫に詰め込みすぎないようにしましょう。

人の作業するスペースをしっかりと確保することで、整理整頓が行いやすくなるだけでなく、その後の倉庫での業務効率もアップします。

 

できるだけ1日で終わらせる

整理整頓に関わる人の共通認識が薄れないうちに、作業を終えることも重要です。

できるだけ1日で、長くても数日ほどで作業を終わらせるようにしましょう。

 

1日で片付けられない規模の場合は、倉庫内を区分けして、部分ごとに整理整頓を進めていくのもおすすめです。

 

定期的に整理整頓を行う

整理整頓をこまめに行っていれば、日々の整理整頓の工程数も少なくそしてスムーズに行なえます。

可能なら毎日、間隔が空いても1〜2ヶ月に1回は整理整頓をするようにしましょう。

 

ここまで倉庫の整理整頓の重要性やメリット、具体的な進め方、そして効率的に作業をすすめるコツについてお話してきました。

 

ただ、なかには在庫の増加などで倉庫が圧迫され、適切な管理が難しくなっている方もいるかと思います。

そのような場合は、倉庫での保管や在庫管理、出荷まで、プロにお任せしてしまうのもおすすめです!

 

キチナングループでは倉庫保管サービスを提供しています。

豊富な実績もありますので、ご興味のある方は、ぜひご検討ください。

 

 

倉庫の整理整頓は多くのメリットがある重要な作業

倉庫を整理整頓することは、作業効率が良くなる、在庫を把握できる、事故やケガの危険を防げるなどのメリットがあります。

 

整理整頓は事前準備からスタートし、適切な順序を追って進めていくことが重要です。

整理整頓をスムーズに進めていくためには、キャスター付きの器具を活用する、通路の幅を確保する、できるだけ1日で終わらせるなどのポイントがありますよ。

 

もし、在庫量の増加などに伴って、自社での倉庫管理に限界を感じているのであれば、プロに任せるのも一つの手!

キチナングループの倉庫保管サービスなど、アウトソーシングも利用してコア業務へ集中できる環境を作ることも検討してみてくださいね。

この記事を書いた人

キチナンロジスティクス株式会社 営業部 部長末次 正人

1996年新卒入社。キチナンロジスティクス株式会社 営業部。入社してからは茨城県や大阪府など様々な場所で配車や営業を経験。プライベートでは家族との時間を大切にしています。趣味はゴルフと食べ歩き。好きな言葉は「感謝」。

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