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2022.05.18

倉庫の入荷作業を効率化!流れや効率化のコツを徹底解説

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こんにちは!西日本を中心に総合物流サービスを展開するキチナングループの岡です。

 

物流サービスには絶対に欠かせない「入荷作業」ですが、適切な体制が整っていないとミスが起こりやすく、会社全体の利益を損なってしまうことも。

反対に、入荷作業が効率化できれば、業務が円滑に進み、より多くの利益をあげられる可能性もあります。

 

そこで今回は、倉庫の入荷作業について解説。

入荷作業の流れを確認し、その中で起こりがちなミスをご紹介するとともに、効率化のポイントについてもお話ししますね。

 

また、業務改善を目指しやすい出荷作業の効率化についても簡単にご紹介しますので、あわせて参考にしてみてくださいね!

 

倉庫の入荷作業とは?基本の流れからご紹介

入荷作業とは、工場や仕入れ先からの荷物を倉庫内に入れることを言います。

 

似ている言葉に「入庫作業」がありますが、両者には以下のような違いがあります。

  • 入荷作業:工場や仕入れ先など「倉庫外」の荷物を「倉庫内」に搬入すること
  • 入庫作業:「倉庫内」にある荷物を「倉庫内」の別の場所へ移動すること

 

入庫作業は入荷作業の一環で、入荷した商品の数量・保管先を指定し、経理上で「資産」として計上をします。

 

入荷作業の流れは、以下の3ステップです。

  1. 入荷:納品書を受領し、品物を倉庫内に搬入する
  2. 検品:納品書を元に、入荷した品物の数量・金額、破損・汚損品がないかのチェックをする
  3. 入庫:検品した品物を倉庫内の指定の場所へ移動する

 

 

倉庫の入荷作業を効率化するコツをチェック

入荷作業は検品時にミスがあったり、入庫の際に保管場所を間違えたりすると、大幅に効率がダウンしてしまいます。

しかし、業務内容の見直しで大きく効率化を進められる過程でもあるのです。

 

そこで、入荷作業を効率化するためのコツや方法を5つご紹介します。

 

1.倉庫内を整理し、動線を整える

「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の5Sを整えましょう。

煩雑な環境はミスやケガを引き起こしやすくなります。

 

作業動線を短くし、無駄な動きが出ないようにすると、短時間で作業が進むようになります。

 

倉庫内で使用する台車などは、使う頻度が高い場所に配置することで効率アップ。

また、使ったら必ず元の場所に戻すようにすると、次に作業をするときにスムーズに取りかかることができます。

 

2.棚入れを最適化する

品物の棚入れを行うときには最適な場所を選ぶことで、入荷・出荷作業が効率良く進みます。

 

棚入れの場所決めには、出荷頻度に合わせて分ける固定ロケーションと、空いたスペースに入荷したものをどんどん入れていくフリーロケーションの2種類があります。

 

固定ロケーションは、出荷頻度が高いものを作業スペースや入口に近いスペースに配置し、出荷頻度が低いものをやや離れた場所に配置する方法です。

商品が固定化していて、ある程度、出荷の状況が予測できる場合に向いています。

よく出る商品の出荷までの動線を短くすることで、効率化につながります。

 

反対に、場所を決めずに空いたところに商品を入れていくフリーロケーションは、在庫の入れ替えが頻繁にある業種に向いています。

フリーロケーション成功のコツは、在庫管理システムを導入することです。

すべて人力で管理しようとするとミスが起こりやすくなるため、きちんと管理できる環境を整えましょう。

 

3.マニュアル化を徹底する

その日に初めて作業に入った人でもスムーズに作業ができるよう、マニュアル化を徹底しましょう。

作業員それぞれの経験や方法に基づいて作業を行っていると、作業員の熟練度などによって作業効率が左右され、ミスも起こりやすくなります。

 

マニュアル化して業務を平準化することで、作業効率が上がるだけでなく、作業品質を保ちやすいというメリットがあります。

 

4.倉庫管理システム(WMS)を導入する

倉庫管理システムを導入すると、商品の入荷・検品作業の効率化が図れます。

 

納品時の商品確認や検品作業は人が1つひとつ見ていくと、見落としやミスが起こりやすくなります。

倉庫管理システムを使えば、ハンディでバーコードをスキャンするだけで電子データで商品内容が保存されるので、在庫管理が圧倒的に楽になります。

 

倉庫管理システム(WMS)については、下記のコラムで詳しくご紹介しています。

WMS(倉庫管理システム)とは?導入の効果やメリットなど詳しく解説

 

5.入荷作業をアウトソーシング化する

入荷作業を外部に委託し、業務から完全に独立させる方法もあります。

 

入荷作業専門で行う部署がなく、本業のかたわらに入荷作業を行わなければならないという企業も多いでしょう。

その場合、慣れていない作業でミスを起こしやすくなったり、本業に集中できないといった悪影響を及ぼしたりすることもあります。

 

入荷作業を外部委託することで、入荷作業のプロフェッショナルが作業をしてくれ、ミス軽減に。

繁忙期に合わせて増員することも容易なので、いつでもスムーズな入荷作業ができるようになります。

 

また、本業に集中できるといったメリットもありますよ。

 

キチナングループでは、物流サービスのアウトソーシングも行っております。

物流業務の効率化に悩んだ際は、お気軽にご相談くださいね。

 

 

倉庫の出荷作業のコツについても知っておこう

出荷作業は、入荷作業した商品を発送するために行う業務です。

 

出荷作業の簡単な流れは、「在庫の確認→ピッキング(商品の取り出し)→検品→梱包→発送」です。

 

出荷作業は商品を正しく発送することが一番重要です。

そのため、出荷作業を効率化するために、出荷作業を行うスペースを十分にとることと、ピッキングのミスをなくすことを重視すると良いでしょう。

 

出荷作業は、狭く、ごちゃごちゃした環境だとミスが起こりやすくなります。

作業のしやすさ、作業員の動きやすさを考慮した十分な作業スペースを確保しましょう。

 

そして、正しい商品を発送するためには、ピッキング作業において正しい商品を選び取ることが何より大切です。

ピッキングにおいても、作業のマニュアル化や環境整備、在庫管理システムの導入など、効率化が図れるコツがたくさんあります。

 

ピッキング作業や出荷作業の効率化については、下記のコラムもあわせてご参考くださいね!

ピッキングを効率化!時間をかけず・ミスを出さない効率UPの方法とは

出荷業務を効率化!起こりやすい問題や効率アップの方法をご紹介

 

 

入荷作業の効率化でミス防止!作業のアウトソーシングも検討を

入荷作業とは、工場や仕入れ先から品物を倉庫に搬入する作業のことを言います。

 

間違えやすい言葉に入庫作業がありますが、入庫作業は、仕入れた商品を倉庫内で振り分ける作業のことです。

 

入荷作業の流れは、「入荷→検品→入庫」です。

入庫作業は入荷作業の一環であることがわかりますね。

 

入荷作業は検品漏れがあったり、入庫の際に保管場所を間違えたりと、ミスが起こりやすく、業務効率を落としてしまいがち。

倉庫内の整理やマニュアル化など、環境の整備や業務の平準化を進めましょう。

 

また、商品を発送する出荷作業も効率化がしやすいところです。

入荷・出荷作業は物流の要なので、コツを押さえて効率化を目指しましょう!

 

キチナングループでは、入荷作業や出荷作業を含め、物流アウトソーシングサービスをご提供しています。

物流業務の効率化をご検討の際は、ぜひご相談くださいね!

この記事を書いた人

キチナングループ株式会社 倉庫事業部岡 拓人

2021年新卒入社。キチナングループ株式会社 倉庫事業部。幼少期に始めた野球を今でも仲間と楽しくプレー中。終わった後は飲みに行くことが好き。笑顔には自信があります!好きな言葉は「ありがとう」。感謝を忘れず精進します。

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