ホイストとは？仕組みや種類、必要な資格を紹介

こんにちは！西日本を中心に総合物流サービスを展開するキチナングループの白石です。

 

ホイストとは物流倉庫や工場、工事現場などで活用される装置のこと。

ホイストを使うことで重量物の移動や運搬が省力化できます。

 

今回のコラムでは、ホイストの仕組みや種類を紹介。

操作に資格が必要なホイストやその資格についてもあわせてお伝えします。

 

 

ホイストとは

ホイストとは、重量物を持ち上げるための装置です。

ロープやチェーンが巻き付いているドラムやリフトホイールを巻き上げることによって、荷物を上げ下げします。

 

工場や倉庫のIビーム（梁部材）に取り付けたり、天井クレーンと組み合わせて荷物を持ち上げたり移動させたりすることができます。

ロープやチェーンの巻き上げは、手動のほか電動、エアー駆動などがあります。

 

重たい荷物を持ち上げるのにはたくさんの人手が必要ですが、ホイストがあれば省力化が可能に。

吊り上げが可能な重さは200kg程度から1t以上まで装置によってさまざまで、物流倉庫や工場などで活用されています。

 

ホイストの基本的な動きは垂直方向（巻き上げ・巻き下げ）で、水平にも動かせるものはホイストクレーンと呼ばれます。

 

 

ホイストの種類

ホイストは巻き上げの動力によっていくつかの種類に分かれます。

よく使われるホイストの種類をご紹介します。

 

電動横行電気ホイスト

電力でモーターを動かして使うホイストです。

荷物の上げ下げだけでなくモーターで横移動もできます。

倉庫や工場で荷物を運搬するのに一般的に使われているタイプです。

 

ホイストクレーンの操作には資格が必要

先ほどもお伝えした通り、荷物を上げ下げするだけでなく水平方向に運搬もできる装置はホイストクレーンと呼ばれます。

ホイストクレーンの操作には一定の講習などを終了する必要があるので注意しましょう。

 

吊り下げ荷重が5tを超えるか超えないかによって必要な講習が異なります。

• 吊り下げ荷重5t未満：全13時間の「クレーン業務に係る特別教育」を修了
• 吊り下げ荷重5t以上：16～20時間の「床上操作式クレーン運転技能講習」を修了

 

クレーンやトラックの資格などを持っていると、物流業界で重宝されます！

「物流業界の仕事内容を詳しく！必要なスキルやメリット・デメリットも解説」で、物流業界の仕事内容や必要なスキルなども解説していますのでぜひご覧ください。

 

エアホイスト

エア（圧縮空気）を動力としたホイストです。

電気を使わないので火花が出ることがなく、火花からの引火の恐れがないので化学薬品や爆発性ガスなどの危険物を扱う工場や倉庫でも安心して使えます。

 

電池式ポータブルホイスト

名前の通り、電池で駆動するポータブル式のホイストです。

小型で軽量のものが多く、操作性が高いのが特徴。

建築現場や土木工事などの現場へ運んで使用されることもあります。

 

レバーホイスト

ハンドルやレバーを操作しテコの原理で荷物の上げ下げを行う手動タイプです。

小型で軽量、安価なものが多いです。

 

 

ホイストクレーンの資格を持つ人材はキチナングループにお任せ

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ホイストとはチェーンなどを巻き上げて重量物を上げ下げする装置

ホイストとは、物流倉庫や工場、工事現場などで重量物を持ち上げるための装置です。

ロープやチェーンを電力・エア・手動などで巻き上げ、重量物を持ち上げます。

水平方向への移動もできるホイストは、ホイストクレーンと呼ばれます。

 

ホイストはロープやチェーンを巻き上げる動力によって種類が分かれ、電気ホイスト、エアホイスト、電池式ポータブルホイスト、レバーホイストなどがあります。

一般的によく使われているのは電気ホイストで横移動もできる「電動横行電気ホイスト」で、これはホイストクレーンに該当するものです。

 

ホイストクレーンを操作するには一定の講習などを修了している必要があるなど、物流の現場では装置の操作などに資格が必要な場面も多くあります。

 

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